非常に厄介な”あごの関節”

人間誰もが”話をするとき・食べ物を食べるとき”には当たり前のように口の開け閉めをされていると思いますが、それは”あごの関節”が非常に複雑な動きをスムーズに行っているので出来ていることなんです。

 

この”あごの関節”は人間の身体の中でも非常に特種な関節だといわれているみたいになってきておりますので、今回は”あごの関節”の構造・よくある障害を紹介していきたいと思います。

 

 

あごの関節の構造

先ほどにも書きましたが、この”あごの関節”は人間の関節の中でも他には無い非常に変わっている特殊な構造をしてきています。

で、なにがどんな風に特殊かといいますと!

”一つの動きに対して、二つの関節がまったく同じ動きを同時にする”

 

”あごの関節”というのは耳の前下方あたりに両側ありまして口の開閉に対して両側の関節が同じタイミングで同じ動きをしてきています。しかも、この関節は前方にすべりながら回転するという、これまた変わった動きをする関節をしています。

人間の関節の中で一つの動きの中で二ヶ所の関節が同時に同じ動きをするというのは、唯一”あごの関節”だけらしいです。

もちろんですが、関節内には動きをスムーズにしたり、外部からの衝撃を吸収するためにコラーゲンから成る膠原線維(こうげんせんい)から構成される関節円板というものが働いています。

このように、”あごの関節”は人間の身体の中でも特殊で複雑な動きをする関節になってきます。

 

 

顎関節症

”あごの関節”の障害といえば”顎関節症”といわれるくらいに一番メジャーなものになると思います。

 

最近では若い女性に急増中と言われる”顎関節症”ですが、自然に治る軽度のものから、仕事はおろか日常生活さえままならない深刻な症状に苦しめられる方も多くなってきていると聞きます。

 

症状

・口の開閉に著しく制限が発生する
・口の開閉に伴い音が発生する
・あごの関節に痛みが発生する

 

症状は個人差もあり様々ですが、口の開閉に伴い発生するケースがほとんどになります。酷い方では口の開閉が1cmぐらいになってしまい食事を取ることも困難になってしまうことがあります。

 

原因

・歯ぎしり
   大きな力があごの関節に継続的に働いた場合
・そしゃく
   食事のときに片側だけを多用して”そしゃく”している場合
・姿勢
   ねこ背・頬杖をつくなどで身体のバランスが崩れている場合
・噛み合せ
   噛み合せが悪く、片側の関節だけに負担がかかっている場合

 

いずれにしても、”あごの関節”に長期間負担がかかっている場合に発生することが原因として多く見られます。

また原因の一つに、近年の食生活では昔にくらべ硬いものを食べる機会が減ってきているのが”顎関節症”の原因だといわれてきています。

以上のようなことが原因となり、あごに負担が掛かることで”顎関節症”の発症率も高くなってきているといわれています。
何度も繰り返すようですが、”あごの関節”は非常に特殊で複雑な動きをするので一度調子を悪くしてしまうと大変なことになってしまうことが多いので注意が必要になってきます。

”顎関節症”の場合はなによりも口腔外科の専門医に相談されるのが一番ですが、首や肩のハリから口の開閉に問題が出ることもあるので、こちらのことも注意してください。

 

”顎関節症”ではないですが、心整体室であった”噛み合せ”の症例は
こちらから

 

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