っん・・・?どこのことですか?世間一般的にはあまり聞くことのない単語だとは思いますが、人間の身体のある一部をこう呼ぶことが多いんです。で、どこかといいますと!!
いわゆる背骨でいう胸椎と腰椎の間の部分のことになりまして、人間の身体の要になっているところの一つなんです。下の図でいいますと③の部分になってきます。
で、この”胸腰部”は非常に重要な部分になってきています。
と、その前に身体の要に成ってくる部分には他にもいくつかあるんです。上の図の番号で言いますと
- 後頭骨(頭蓋骨)~~頚椎の1番
- 頚椎の7番~~胸椎の1番
- 胸椎の12番~~腰椎の1番
- 腰椎の5番~~仙骨
この4ヶ所は体幹のなかでも非常に重要になってきます。しかもそのなかでも胸腰部といわれる部分にはけっこうな負担がかかるところとなります。
というわけで、今回はそんな負担がかかってくるのはなぜっていう?”胸腰部”の紹介です。
何が重要なの?
身体の中で重要じゃないところはないとは思いますが、”胸腰部”のなにがそんなに重要なのかといいますと!!
って、その前に胸椎と腰椎の違いなんですが。
イロイロなところに相違点があるのですが、見た目での違いが大きく影響してきています。胸椎は肋骨とつながっています。片側12本ある胸椎の全ては肋骨との関節を持っています。が、腰椎からは肋骨は出ていません。
ですがこの”肋骨が出ている”がとても重要になってくるのです。
身体を捻る運動を行うときなんですが、肋骨のある胸椎はあまり捻りの動きはありません。というより、この捻るという運動の大半は腰椎の動きによって可能になっています。
”胸腰部”というのは
”胸腰部”というのは、人間の身体を捻りという運動の動きが悪いところから動きの良くなるところの転換する部分になっています。胸椎という捻りの動き少ないところから、急に動きのある腰椎に変わってくる”胸腰部”は背骨の関節の中でも非常に負担のかかる場所になってきています。
腰に違和感を感じていない方でも”胸腰部”を押えるとけっこうな痛みを感じると思いますし。もちろんのことになりますが”胸腰部”の緊張は腰痛の大きな原因の一つになってきています。
このように人間には構造上どうしても負担のかかってしまう場所がいくつかあります。その一つが”胸腰部”になるんですが・・・・・。
胸腰部は
人間の構造上負担がかかる
正直、仕方がないのです・・・・・。ちなみに最初のところで紹介した4か所も同じように大きな負担がかかってきています。
というように、このあたりが原因でこのような症状が発症しやすくなってきていますので注意が必要になってきます。なので、ストレッチや他人の手を借りてマッサージ等でケアするしかないのですけどね・・・。