”扁平足“って疲れるの?

聞いたことがある人もいるかもしれませんが「”扁平足“って足が疲れやすい!」これってホントなんですか?

”扁平足“って疲れるの?

毎日の生活の中で「なんか足がすぐ疲れるなぁ…」と感じること、ありませんか?

特に立ちっぱなしの仕事や、遊びに行ってたくさん歩いた日なんかは、足の裏やふくらはぎなんかが、なんとも言えない感じでズーンと重くなることってありますよね…。もしあなたが”扁平足“だったら、それが足の疲れやすさの原因かもしれません。

そもそも扁平足ってなに?

まず、”扁平足(へんぺいそく)“とは足の裏のアーチ、つまり土踏まずが低くなっている、あるいはほとんどなくなっている状態のことをいいます。

土踏まずがない扁平足

通常でしたら足の裏にはアーチ(橋のようなカーブ)があって、歩いたり走ったりする時の衝撃をうまく吸収してくれるんです。このアーチがクッションのような役割を果たして、身体にかかる負担を軽くしてくれているんですね。

ところが、”扁平足“の人はこのアーチがつぶれてしまっているために、足の裏全体がベタっと地面に接してしまいます。すると、衝撃をうまく吸収できなくなってしまい、その分の負担が足やふくらはぎ、腰痛までに発展することも少なくありません。

どうして疲れやすいの?

”扁平足“の人が疲れやすいのには、いくつかの理由があります。

衝撃の吸収が苦手

先ほどにも少し触れましたが、足のアーチは地面からの衝撃を吸収する役割を持っています。でも”扁平足“だとこのクッション機能が弱いので、歩くたびにドスン、ドスンと衝撃が身体に伝わってしまうんです…。

土踏まずはバネの役割

そのため、ちょっと歩いただけでも足が重く感じたり、すぐに疲れたりすることは多くなってきます。

足の筋肉に負担がかかる

”扁平足“の人は、足のアーチを支えるために普段使わない筋肉までフル稼働しなきゃいけないことがあります。その結果、足の裏やふくらはぎの筋肉が疲れやすくなってしまうんです。とくに長時間立ちっぱなしだったり、歩き続けたりすると、どんどん疲れがたまっていきます。

姿勢や歩き方に影響が出る

”扁平足“の人は、無意識のうちに姿勢や歩き方が不自然になってしまうことがあります。たとえば足を外側に向けて歩いたり、膝が内側に入ったりするクセが出やすいんですね。これによって身体のバランスが崩れてしまい足だけでなく、腰や背中・肩にも疲れや痛みが出てしまうこともあります。

身体のバランスが崩れる

どうしたら疲れにくくなる?

「じゃあ、どうすればいいの?」と思いますよね…。正直なところ完全に治すのは難しいかもしれませんが、工夫次第でかなり楽になることもあるので参考にしてください。

足に合った靴を選ぶこと

足の裏のアーチをサポートしてくれるインソール(中敷き)や、かかとがしっかりした靴を選ぶと、足への負担がぐっと減ります。特にスポーツシューズやウォーキングシューズには、”扁平足“向けのモデルもあると聞いたので試してみてくださいね。

足の疲れいは靴を選ぶ

ストレッチや筋トレを取り入れる

足の裏やふくらはぎのストレッチ、アーチを鍛えるトレーニングもオススメです。タオルを足の指でたぐり寄せる「タオルギャザー」なんかは、簡単で効果的です。

無理をしない

長時間の立ち仕事や、歩きすぎには注意をすること。なるべくこまめに座ったり休憩をはさむようにしましょう。

最後に

足の疲れやすさにはちゃんとした理由があるんです。”扁平足“だからといって諦める必要はありません。ちょっとした工夫や対策を取り入れるだけで、毎日がぐっと快適になりますよ。自分の足と仲良く付き合っていきましょうね!

上手く付き合っていきましょう

ちなみに、ボクは”扁平足“だと思いますが、生まれつき”扁平足“なので正直なところ足が疲れやすかどうかはよくわかりません…。今の足の裏がデフォルトなので!!

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