一番厄介なのは顎の関節…

人間の身体にはたくさんの関節がありまして。ざっと言うと約260箇所。で、その6割ぐらいは手足にあるみたいなんです。

人間の関節は約260

ひじ、ひざ、肩、足首…。それぞれが身体を動かすために大事な働きをしてくれていますが、実はその中でも「アゴの関節(顎関節)」って、かなり特別な存在なんです。

顎関節は、耳のすぐ前あたりにある関節で、正式には「側頭下顎関節(そくとうかがくかんせつ)」って言われています。この関節、実は人間の関節の中でも最も複雑な構造をしているって言われてるんですよ。これって知らない人が多いと思いますが…。

側頭下顎関節

というのも、顎関節ってただ開け閉めするだけじゃなくて、前後左右にもスライドしたり、ちょっと回転するような動きもできるんです。しかも、この関節は左右二箇所にあり、口の開閉という動きに対して左右の関節が同じ動きをする!こんな関節は人間の身体の中で顎関節だけなんですよね!!

で、たとえば食事中にモグモグしたり、しゃべったり、あくびしたり、歯ぎしりしたり…。そんな動きを全部スムーズにこなせるのは、この顎関節がものすごく器用だからこそ。でも、その「器用さ」が逆にトラブルの原因にもなりやすいんです…。

これって、機械とかも同じで、複雑で便利なものほど、いざ調子が悪くなると大変なことになるってことなんです…。

一般的によく聞くのが「顎関節症(がくかんせつしょう)」という症状。口を開けるとアゴのあたりでカクカク音が鳴ったり、痛みが出たり、ひどいと口が開かなくなっちゃうこともあります。これ、実際になってみると本当に厄介で食べるのも話すのもツラくなります。

顎関節症が辛い

実際、ボクも顎関節症の方を拝見させていただいたことがあるのですが、その方は口の開閉が1センチ程度でした。

顎関節症の原因って、実はひとつじゃないんです!!

歯の噛み合わせの問題だったり、ストレスによる無意識の歯ぎしり、頬杖をつくクセ、寝るときの姿勢、さらにはスマホやパソコンを使うときの姿勢の悪さなんかも関係しているって言われています。日常生活のちょっとした習慣が気づかないうちに顎に負担をかけていることもあるんです…。

また、”ストレートネック“の方は顎に問題が出るケースを多く感じます。

ストレートネックな女性

これには、顎の関節あたりに付着している筋肉が、”ストレートネック“が引き金になってストレスを与えてしまっているのが原因だと思われます。

そして一番厄介なのが、顎関節症って一度なると長引きやすいこと…。しかも、「痛み」があるだけじゃなくて、”頭痛“や”肩こり“、”耳鳴り“なんかにもつながるケースもあります。「え、これ顎のせいだったの!?」とびっくりする人も多いんです。

お気付きかもしれませんが、これって逆のこともあるんですよね。

じゃあ、どうすればいいの?って話ですが、まずは顎にやさしい生活を心がけるのが大切になってきます!!

    注意することって

  • 硬いものばかり食べない
  • 片側だけで噛まない
  • 歯を食いしばらない

当たり前のことになってくるのですが、これが基本になってきます!

そして、痛みや違和感が続くようなら、無理せず歯科や口腔外科の先生に相談するのがおすすめです。早めの対処で症状が軽く済むことも多いですから。

身体の中でもひときわ器用で働き者なアゴ。毎日の食事や会話を支えてくれているからこそ、たまには労わってあげたいですね。実は「おしゃべりが好きな人ほどアゴの健康を守りやすい」なんて話もあります。アゴの不調に気づいたら、我慢しすぎず、優しく向き合ってあげましょう。

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