上を向いた時に口が開いちゃう人、”肩こり“になりやすいんですよね…。
空を見上げた時なんかに、口が開いちゃうのって異常って言うほど深刻ではないですが、ちょっと気をつけていないと”肩こり“になったり、”肩こり“がひどくしている原因かもしれないんです。
上を向くと口が開くのはなぜ?
上を向いた時に自然と口が開いてしまうのは、首の前側の筋肉(広頚筋や胸鎖乳突筋など)が緊張して硬くなっていることが原因の一つとして考えられます。
首の前の筋肉は、頭を支えたり、顔の表情を作ったりする重要な役割を担っているんですが、長時間スマートフォンを見たり、パソコン作業をしたりする際に うつむく姿勢を続けていると、これらの筋肉が縮んで固まりやすくなってしまいます…。
そうなってくると、顔を上に向ける動作をした時に首の前側の筋肉が十分に伸びることができず、その代償として口を開けて顎を引くことで、頭を後ろに反らそうとする動きが起こってしまうのです。
首の前側が張るとどうなる?
首の前側の筋肉が張ると、様々な不調に繋がることがありますので、そのあたりを少し。
”首の痛み“や”肩こり“
首の前側が硬く固まってくることで、首の後ろ側の筋肉に過度な負担がかかります。本来であればバランスを保って働くはずの首全体の筋肉が、前後の筋肉が固まりバランスを崩すことで、”首の痛み“や”肩こり“を引き起こしやすくなります。
姿勢の悪化
首の前側の筋肉が縮み固まってくると、顔が前に突き出るような”猫背“の姿勢になりやすくなります。”猫背“は首や肩だけでなく、全身の歪みに繋がることも多くありますので、注意が必要です。
ストレートネック
長時間下を向く うつむく姿勢は、首の前側の筋肉が緊張させやすく首のS字カーブを失わせ、“ストレートネック“を引き起こす原因となります。”ストレートネック“は”首の痛み“や”しびれ・めまい“などの症状を引き起こしやすくしてきますす。
改善のためにできること
首の痛み“や”肩こり“、”猫背“・“ストレートネック“ような症状に悩まされないために、普段から気をつけて欲しいのが!
ストレッチ
首の前側を優しく伸ばすストレッチを行いましょう。
顎を上に突き出すようにしながら、ゆっくりと顔を上に向けていきます。右手で右鎖骨のあたりを押さえながら、首を反対側に傾けます。
左も同様にストレッチしてください。
姿勢を意識する
デスクワーク時やスマートフォンの使用時に、正しい姿勢を意識することが大切です。
イメージは顎を軽く引き、頭のてっぺんが天井から引っ張られるようなイメージで背筋を伸ばしましょう。
適度な休憩
どんなことにでもあたることですが、コンを詰めてやらないこと!長時間同じ姿勢を続けないように、こまめに休憩を取り、身体を動かすようにしましょう。
まとめ
上を向いた時に口が開いてしまうのは、単なる癖ではなく、身体の不調のサインかもしれません。首の前側の筋肉に意識を向けてケアすることで、”首の痛み“や”肩こり“の改善に繋がる可能性がありますし、なによりキレイな姿勢を作りやすくなってきますので、気になる人はぜひ意識してください。