立ちっぱなしじゃ疲れちゃいますから座りますよね…。椅子に!!で、毎日座る椅子だからこそ、身体に優しく、気持ちよく過ごせるようにしたいじゃないですか!

私たちは一日の多くの時間を座って過ごしていると思うんですよ。そんな中、正しい座り方を意識するだけで”腰痛“や”肩こり“の予防につながり、快適な毎日を送る手助けになるんです。
ということで、椅子に座るときに特に気をつけたいポイントを!
椅子には深く、深く腰掛けましょう
まず、座るときは「お尻を座面の最も奥まで入れる」のが基本中の基本です。

浅く腰掛けてしまうと、背中が丸くなったり、お腹が突き出るような姿勢になりがちで、これがいわゆる「ずっこけ座り」や「仙骨座り」と呼ばれる、腰に負担がかかりやすい座り方になってしまいます。
前かがみの状態でお尻を座面の奥までグッと引き入れてから、上半身を起こしましょう。
深く座ることで、お尻の下にある「坐骨(ざこつ)」という硬い骨が座面にしっかり当たり、骨盤を立てやすくなります。この坐骨に体重が均等にかかるように意識すると、安定した姿勢になります。
骨盤を「立てる」ことを意識しましょ
「背筋を伸ばして!」とよく言われますが、実は骨盤を立てる」ことが、良い姿勢を保つための土台になります。

骨盤がしっかり立つと、背骨は自然とゆるやかなS字カーブを描きやすくなり、これが立っているときと同じ、最も負担の少ない理想的な姿勢なんです。
- 背もたれに強くもたれかかりすぎず、背筋を自然に伸ばしましょ。
- 骨盤を意識して、腰と背骨が直角になるような状態を目指します。
- もし背もたれと腰の間に隙間ができすぎるなら、タオルやクッションを挟んでサポートしてあげると楽になります。
足の裏全体を床にぴったりつけましょ
座面の高さが体型に合っているかどうかの重要なチェックポイントが、「足の裏全体が床についているか」です。

足が床につかない状態で座っていると、太ももの裏側に圧力が集中したり、姿勢が不安定になりがちです。
- かかとまで床にぴったりとつけましょ。
- 膝の角度は、股関節と並行か、少し高くなるくらいの90度前後が理想です。
- もし足が浮いてしまう場合は、座面の高さを調整するか、足台(フットレスト)を使って足をしっかりと支えてあげてください。
肘、腰、膝の角度をチェックしましょ
身体に負担の少ない座り方は、関節の角度にも注目すると分かりやすいです。
肘、腰、膝の3箇所が、大体90度(直角)になるように意識してみましょう。

- 肘の角度:机に向かって作業する際、ひじを曲げた角度が90度くらいになると、肩の力が抜けやすくなります。もし肘掛けがあれば、肘が90度になるように置けると、さらに肩への負担が軽減されます。
- 机との距離:近すぎず遠すぎず、キーボードに自然に手が届く距離に調整しましょう。
肩の力を抜いて、顎を引きましょう
座っている間、知らず知らずのうちに肩に力が入っていたり、顎が前に突き出ていたりしませんか?

特にパソコン作業をしていると、ついつい頭が画面に近づきがちですが、頭は意外と重いので、前に出ると首や肩に大きな負担がかかってしまいます。
- 肩の力を意識的に抜き、リラックスさせましょ。
- 顎は軽く引き、頭が身体の真上に乗っているイメージを持つと、首筋と背筋がまっすぐ伸びやすくなります。
長時間同じ姿勢を続けないようにしましょ
どんなに正しい姿勢で座っていても、長時間同じ姿勢を続けることは、血行不良や筋肉の硬直を招き、疲労や不調の原因になります。
- 30分~1時間に一度は立ち上がって、軽く伸びをしたり、歩いたり、水分補給をしたりしましょ。
- 立ち上がれない場合でも、座ったまま肩を回したり、首をゆっくり動かしたりするだけでも効果的です。
- 座り直すたびに、一度深く腰掛ける基本の姿勢に戻るように意識すると、リフレッシュできます。
足組みなどの「クセ」に注意しましょう
ついついやってしまう「足組み」や、「座面の上であぐらをかく」などのクセはありませんか?

これらのクセは、骨盤が歪ませたり、一部にだけ負担がかかったりする原因になることがあります。
- 足を組むのではなく、両足を床にしっかりつけ、膝の間はこぶし一つ分程度開けてゆったり座るのがオススメです。
- もし、片足だけを組んだり、横座りをしたりするクセがあるなら、左右均等な姿勢を保てるように意識してみましょ。
まとめ
椅子に座る際の注意点は、難しいことではありません。
「深く座る」「骨盤を立てる」「足裏をしっかりつける」という3つの基本を意識するだけでも、日々の快適さが大きく変わってきます。
焦らず、気づいた時に「ちょっと姿勢を直してみようかな」というくらいの気持ちで取り組んでみてくださいね。

