パソコン作業が身体に与えてくる影響で”首・肩・背中“にダメージを刻んでいくことはよく知られていますが、こんな理由もその一つになっているって知ってます?
パソコンを長時間使用していると、”首・肩・背中“に違和感や痛みを感じている人って多いですよね・・・。
確かにパソコンを使っている時って、最悪に近いくらい姿勢が悪くなってきているのは事実です。
顔は前に出てきますし・・・。腕を前に出すことで肩も内側に入ってきます・・・。挙句の果てには動いているのは手の指だけ・・・。
というか、指を動かす筋肉は肘から先の部分になってきますので、厳密にいうと”肘から肩・首・肩・背中“は完璧にロックされていることになりますので、そりゃ~”首が痛んだり肩が凝ったり背中が張ってくること“は必然なんですけどね・・・。
っで、こんな”肩こり“などの症状を酷くさせている要因の一つに”腕の疲れ“というのがあります。
これはパソコン作業でいいますと、キーボードでのタイピングがよい例になってきます。
以前も紹介しましたが、指を動かす筋肉は前腕にありますので、長時間のタイピング作業は腕の疲れが出やすく、それが引き金になることで・・・。
↓
上腕
↓
肩関節
↓
背中
↓
首
という感じに連動して、”肩こり“に大きく影響してきます・・・。
で、腕に関してはもう一つ意外な原因がありまして!
腕をひねっている
みなさん、腕を前に出すときってどんな形になってきます?
大抵の人はというより、間違いなく!!子供のころにやっていた「前にならえ」の姿勢になってくると思います。
この手の形って、親指を上にして両手の手ひらが向かい合う感じになっています。この形っていうのが人間がストレスなく自然と腕を前に出す形になっているのです
では、パソコンを使っているときはどうかというと!手・腕の形はといいますと!手の甲が上にあり、親指同士が向かい合っています。
これって大袈裟に言いますと腕を無理矢理ひねって、腕の筋肉にストレスを与えさせていることになります・・・。
「えっ!そんなことで!」と思う方もいるかもしれませんが、短時間ならともかく、この腕の形を長時間してくるとなると”前腕・肘・上腕・肩関節まわり“の筋肉に負担が掛かってきてます。
何度も言いますように、”肩こり“の原因に”腕の疲れ“があるように、この腕をひねっているというのは想定外に疲れが発生しやすく”肩こり“を発生させることになってきます。
もちろん、ただ手の甲を上に向けているだけでは、いくら長時間でも大きなストレスになることはありませんが、キーボードのタイピングやマウスをクリックする動きが複合してくると・・・。
ってな感じなことが大きく関係してきます。小さなストレスなんですが、積み重なってくると大変なことになってきますので気を付けてください。