身体の健康を維持するためのスポーツをすることは大事ですけど・・・。その前後のケアはもっと大事です!!
一ヶ月に1度くらいのペースで”身体のメンテナンス“のためにお越しいただいている。こちらの女性。
まだまだ仕事も現役で頑張っており、週に1度はバレーボールを!!最近ではスポーツジムに週2回ぐらいは足を運んでいるという”超“が付くほどアクティブに活動されている方です。
週に3日も意識的に運動することを心がけていることはホントにすごいことですよね!
やはり、健康のことを考えると身体を動かすことで免疫力を高め、丈夫な身体作りが理想ですね!!ということで、スポーツなどで身体を動かす方にはメンテナンスは必須になってくるということでお時間を作っていただいています。
ですが、今回お時間を作っていただいた理由はいつもと違い!!
「1週間前に15年ぶりぐらいにボーリングをやったら右の殿部痛む…。」ということになります。
いつもアクティブに身体を動かされている方でも、さすがに15年ぶりに行うスポーツには身体がついていかなかったようで、普段あまり使っていない筋肉が悲鳴を挙げてしまい痛みに変わってしまったようです。
どんなスポーツにも言える事になりますが、そのスポーツ特有に負担の掛かる身体の場所がでてきます。
たとえば、ヒジを痛めやすいスポーツになりますと野球・テニス・ゴルフなどが挙げられることが多いですね。実際に”テニス肘“や”ゴルフ肘“なんてものもありますから。
次にヒザや足首を痛めやすいスポーツとしてはサッカー・バスケット・バレーボールなどは下肢のケガが多く見られます。特徴としては”ストップ・アンド・ゴー“のような急激に走ったり止まったりするような動きがあるスポーツによく見られます。
また、これは意外かもしれませんが、水泳は腰を痛めやすい傾向にあります。通常、腰椎は前弯の形状をしているのですが、泳ぐときには水の抵抗を減らしたいため腰椎の前弯を減らし身体を真っ直ぐにすることが腰に負担をかけ痛みの原因となることがあります。
これは一部になりますが、スポーツの種類によっても痛めやすいところが出てきますので注意が必要になってきます。
このようなに突発的な身体の変化が出た場合は痛みが出ている患部よりも、まずは全身のバランスを確認しながら施術を進めていきます。いきなり患部にアプローチするのは筋肉に大きなストレスを与えてしまう可能性があるのでイロイロと順番を考えながら施術を行っていきます。
お帰りの際はいつものように軽い足取りでしたので、とりあえずは安心です!!
今回みたいな症状だけではないのですが、施術の手順を間違えて行うと効果が出ないだけではなく症状が悪化してしまうこともあるので気をつけていかないといけません。