少し前から巷でも聞くようになってきているかとおもいますが、トリガーポイントってなに?って思う人もいるでしょう。痛みの原因としては正直かなり重要なものになってきますので、今回はそのあたりを!!
トリガーポイントって?
う~~ん、なかなか複雑で難しくなってくるのですが、まずは簡単に言いますと。
痛みの素
・・・。どこぞの調味料みたいなことを言っていますが!!
近年いわれていることで紹介しますと、温めても冷やしても良くならず、マッサージしても注射を打っても、ましてや手術をしても改善が見られない大半の症状は、このトリガーポイントが原因だなんて言われています。
ココだけ聞くと、かなり厄介で始末の悪いものだと思いますが、実際にその通りで軽く考えていると酷い目に合うことがありますので軽視できません・・・。
トリガーポイントの特徴
痛みの根源なんて言われているトリガーポイントなんですが、イメージ的には患部を押さえた時、筋肉内に”しこり”があるように感じます。
しかも、トリガーポイントを押圧したときの痛みは他の部分とは違う感覚を持ったり、押したところより深部に響くような感じを持つこともあります。
また、トリガーポイント最大の特徴は、トリガーポイントのある場所以外にも痛みや違和感を発生させるというところになります。このことをトリガーポイントからの関連痛なんて呼ばれています。
で、この関連痛をよく似た感じで説明すると、ヒジをぶつけた時に手・指先がシビレる覚えることがありますよね!あれと似た感じで。
原因はヒジにあるのですけど、症状は全く違う場所である手・指先に現れるということです。
トリガーポイントからの関連痛が原因で、頭痛や手・足への違和感が発生することは珍しくはありません。
という、トリガーポイントなんですが、発生するルールがありまして。
筋繊維が交わる場所や筋腱部などに多く発生してきます。ということはトリガーポイントが発生する場所って割と限定することもできますし、その場所が東洋医学でいうツボと一致していることも多くあります。
また、関連痛の範囲に関してもルールがありまして、筋肉によって関連痛が発生するところっていうのはだいたい決まっているんですよね!!
トリガーポイントが発生原因
まぁ~まぁ~悪いことをしてくるトリガーポイントなんですが、その発生原因気を付ければいいことですので、そのあたりを紹介してみます。
トリガーポイントができる原因は? 筋肉の力をだらんと抜くとき、力を抜くにもエネルギーが必要なんです。 血流不足など、なんらかの原因でエネルギー不足になってしまうと、筋収縮が不必要に持続してしまい、トリガーポイントを形成してしまいます。 約30%の筋収縮でも血流は妨げられてしまうと言われています。
参照:名古屋トリガーポイント治療院
本格的に説明しますと、こんな感じになってきます。もうちょっと噛み砕いていきますと!!
- 動かなすぎ
- 動きすぎ
なに言ってんだっと思われるかもしれませんが、簡単に言いますとこのことなんです。
例えば、デスクワークなんかで一日中座りっぱなしで身体をほとんど動かさないことで、”首・肩・背中・腰”などの筋肉は固まりやすい傾向にありますのでトリガーポイントが発生する可能性は高くなってきます。
また、普段の生活や仕事なので筋肉に大きな負荷が掛かる時、重い荷物を持った時や天井の電球を交換しようと腕を挙げっぱなしにすることでもトリガーポイントが発生しやすくなってきています。
こんな原因を聞く限り、意外に身近なところがキッカケになってきていますし、誰にでも思い当たる節がありますよね・・・。
まとめ
っという感じのトリガーポイントなんですが、痛みの感じ方は人それぞれになってきますので、一概には「こんな痛み」って感じのことは言えませんが、ただ一つ言えることは感じが悪い・・・。
しかも関連痛に関していうと症状が出ている患部を触ってもココじゃないって感じがあることです。なんにしても始末が悪いトリガーポイントになってきます。
今回はこんなところで次回からはボクが仕事をしていく上で症状別に気にしている筋肉のトリガーポイントとその関連痛に関して紹介してみます。