TPの関連痛から頭痛

前回は”トリガーポイント“の説明してきましたが、そんな”トリガーポイント“の原理なんていうのは正直どうでもいいと思いますので、今回は”トリガーポイント“からの関連痛が”頭の痛み“を引き起こすことの紹介です。

トリガーポイントからの頭痛

トリガーポイントからの関連痛

そんな”トリガーポイント“からの関連痛なのですが、様々な症状に関係することもありますし意外な症状の原因が関連痛だなんてこともあります。

ので、ボクが普段気にしているトリガーポイントを症状別に紹介してみます。

頭痛

頭痛を誘発するトリガーポイントからの関連痛はいくつかあります。筋肉によっては頭の様々な場所に違和感や痛みを発生させてくるものもありますので、そのあたりを紹介してみます。

青く色が塗られているところが関連痛が発生しやすい場所になります。

後頭下筋群

後頭下筋群トリガーポイント

後頭下筋群

”後頭下筋群“からの関連痛は、側頭部に症状を発生させる傾向にあります。

”後頭下筋群“は頭と首の境にある小さな筋肉たちの塊になっています。なかなか負担が掛かってきている筋肉たちになってきますので、単純に”首の痛み“を発生させてくることも多くあります。

また、”後頭下筋群“付近には大きな動脈である椎骨動脈が通っており、”後頭下筋群“の緊張により血行不良が進むことでの”頭痛“が発生することも多くあります。

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋トリガーポイント

胸鎖乳突筋

関連痛として頭の広範囲に”頭痛“のような症状を出してくるのが”胸鎖乳突筋“になってきます。目のまわりや耳周辺に症状を発生することが特に多くあるように思います。

”胸鎖乳突筋“の付着部が耳の下あたりにあることで、この筋肉の緊張が原因となりアゴの付根や奥歯あたりに違和感を出すこともありますので気を付けたいですね!

頭板状筋

頭板状筋トリガーポイント

頭板状筋

この筋肉からの関連痛に関していえば、症状が発生するところが頭頂部。正直なところ頭頂部が痛むことって少ないと思うのですが”頭板状筋“の”トリガーポイント“からの関連痛は頭頂部になってきます。

ちなみに、”頭板状筋“は重要な筋肉で”首・肩の痛み“。特に”寝違え“の時などに問題を起こしている筋肉の一つになってきています。

僧帽筋

僧帽筋トリガーポイント

僧帽筋

上の図を見ていただければ解るかと思いますが、首・肩・背中を大きく覆っている筋肉になっている”僧帽筋“ですので、単純に”首・肩・背中に痛み“や違和感を出してくることは多くなっています。

”僧帽筋“の関連痛になりますと、頭の横側である側頭部に痛みを出してくる傾向にあります。こめかみ付近や耳のまわりに症状が出ることも多いですね。

側頭筋

側頭筋トリガーポイント

側頭筋

この”側頭筋“。頭部の側面に位置する筋肉で、こめかみ辺りから耳の上付近に広がる筋肉になってきています。

”トリガーポイント“の関連痛の範囲は、”目の周り・こめかみ・側頭部“になってきており、なんとなく頭が痛い時に、こめかみ辺りを抑えたくなるのは”側頭筋“の”トリガーポイント“が大きく関係していることがあります。

関連痛から頭痛のまとめ

”頭痛“に関係してくる”トリガーポイント“からの関連痛は、全てが肩甲骨よりも上にある筋肉の仕業になってきています。

頭痛のトリガーポイントの関連痛は肩甲骨より上の筋肉

特に首まわりの筋肉は単純に緊張することで”筋緊張性頭痛“に発展することもありますので、気を付けないといけません。

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